Internet of Things

「IoT」や「モノのインターネット」と呼ばれていますが、去年あたりからよく聞くようになったワードかと思います。

Microsoftは様々な、イベントでこのIoTに注力するというニュアンスの発表をしています。

MicrosoftがどのようにIoTをとらえているかを紹介しているページがあるので、まず、そこを見てみます。

http://www.microsoft.com/en-us/server-cloud/internet-of-things.aspx

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ここではMicrosoftのIoTにたいする見解が分かるPDFがダウンロードできますが、なかでも、IoT戦略が必要な10の理由が短くわかりやすかったです。

あげられているのは次の10項目です。

  1. Start with your things.
  2. Get more out of your existing assets.
  3. Make small changes, see a big impact.
  4. Improve efficiency.
  5. Connect any asset.
  6. Enable innovation.
  7. Increase agility.
  8. Build the ability to scale.
  9. Transform your business.
  10. Choose an enterprise-proven IoT partner.

これらについて、それぞれ60単語程度説明されいるのですが、順に超訳してみます。

Start with your things.

IoTは圧倒的なものである必要はなく、システムや基幹業務資産の接続をよりよいパフォーマンスの実現を支援したり、ダウンタイムの削減に貢献するようなことに焦点を当てればよい

Get more out of your existing assets.

すでにあるIT資産に加えて、新たな資産をつくり、AzureのIoTサービスと接続して、従業員や顧客が利用できるようにすることで、従業員や顧客が真にほしいものを知ることができる。

Make small changes, see a big impact.

プロセスや製品ライン、重要な場所への少しの変更で、大きなインパクトがある。

Improve efficiency.

AzureのIoTサービスを利用すれば、資産の健全性を容易にモニタでき、さらに、行動が必要なときに、通知することでビジネスプロセスと効率を向上できる。

Connect any asset.

AzureのIoTサービスを利用すれば、すぐに、様々な資産を接続することができる。

Enable innovation.

データをモニタ、解析することで、今後の行動や傾向を予測することができる。

Increase agility.

データの洞察は、市場の変化への迅速な対応を助けてくれる。さらには、収集とデータ解析は発展中の傾向にたいする素早い洞察を与える。

Build the ability to scale.

IoTではグローバルな展開へ最小のデータポイントからスケールできる。

Transform your business.

資産の監視や意思決定の強化のためのデータ解析をするとき、新しいビジネスモデルの作成や、データの洞察で得られた以前は見ることができなかった収益の流れによって、ビジネスの改変のポテンシャルを見ることができる。

Choose an enterprise-proven IoT partner.

AzureのIoTサービスは、あなたのモノからの生データを実用的な洞察力と業績に変換するための力を与える

 

と、このような感じでしょうか。AzureのIoTサービスという言葉でぐいぐい押しています。IoTは圧倒的なものである必要ないという点が印象的です。確かにしっくりくる気がします。ざっくりまとめると「IoTとはデータを生むためのものであり、IoTを活用するということは、そこで生まれるデータを活用することである」といったところでしょうか。つなぐだけでも、ためるだけでもなく、データを活用することが重要なんですね。

AzureのIoTサービス

さて、先のMicrosoftのペーパーでは、AzureのIoTサービスというワードが連呼されていました。

しかし、AzureにIoTという名のサービスがあるわけではないので、これはAzureの複数のサービスをまとめてこう呼んでいるということになると思います。

たぶん次の機能をまとめて、Azure IoT Servicesと呼んでいるのでしょう。

  • Event Hubs
  • Stream Analytics
  • Azure ML
  • HDInsight

また、先のペーパーでは、モノという表現よりも資産という表現が多く見受けられました。資産をつなぐという意味でとらえると、Data FactoryなどもIoTサービスに入ってくるといえるでしょう。

Event HubsとStream Analyticsを利用すれば、データをストリームに処理することができますし、その処理したデータをAzureMLやHDInsightで解析することで、データを活用することができるでしょう。データ資産の接続には、Data Factoryが力を発揮しそうです。

なんとなく、ここら辺が、来年、再来年で重要になってきそうな雰囲気です。

まとめ

調べものだけで終わって恐縮ですが、最後に、スライドシェアでAzureのIoT周辺の紹介スライドを見つけたので載せます。

AzureMLを中心にAzure IoT Servicesがわかりやすく紹介されていて、理解が深まりました。

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